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行動自粛のお願い

Request for Self Restraint

ネイルサロン、ネイルスクール経営者、ネイル従事者の皆様へ

行動自粛の成果と引き続きご協力のお願い

NPO法人日本ネイリスト協会
理事長 仲宗根幸子

 平素より当協会の活動及びネイル産業の健全な発展のためにご協力とご理解をいただき厚く御礼を申し上げます。

 4月7日の「緊急事態宣言」を受けて、当協会もネイルに従事されている皆様に「行動自粛」のお願いをしてまいりました。経済的にも精神的にも逼迫した状況の中で多大なご協力を頂きまして心より感謝申し上げます。

 また、行動の自粛というお願いにもかかわらず、大変なご努力と我慢をして頂いたおかげで、ネイルスクールやセミナーでのクラスター感染やネイルサロンが感染源となったなどの報道や協会への報告は今だありません、皆様のご苦労が一筋の光明となり、長いトンネルの出口を照らし始めています。

 5月4日の政府発表で「緊急事態」は5月31日までの延長となり、その後8日に新たな感染者の少ない地域については緩やかな解除が認められております。
解除された地域のネイルサロンやネイルスクールでは営業を再開されるところもあると思います。

 しかし、まだ収束したわけではありません。「人の移動」は「ウイルスの移動」にも繋がります。営業を再開するには今まで以上の注意が必要になります。サロン内、スクール内の衛生管理に加えて、プライベートな時間であっても、これまで規制されてきた三密や不要の外出、集まりなどの自粛を引き続き行うこと、それが大切なお客様を守ることに繋がります。

 また、感染していても自分では分からない「サイレントキャリア」。無症状というやっかいな新型コロナウイルス。自分だけは感染しない、していないと思うのは危険です。今ならばマスクにフルフェイス、または「アイガード」を使用して接客しても失礼にはならず、ファイルダストから目を守るためにも、この機会に習慣化させるのも良いと思います。

 世界一感染者を出しているニューヨーク市は感染源の発表をしています。一定地域を設け統計をとったところ、新型コロナウイルスの最前線で働いている医療従事者よりも、一般市民の感染率が非常に高いという発表がありました。これを受けてニューヨーク市長は、医療従事者は「マスク、徹底した消毒(手洗いを含む)、手袋、防護服のおかげ」だとコメントしています。
 手袋や防護服までは無理であっても、仕事着は毎日洗濯した清潔なものを着る、髪は垂れないようしっかりとまとめる、対面での会話をしない(お客様の了承を得て)など、ネイルサロン、ネイルスクールでも出来るはずです。

 新しい感染者が少なくなっている都市や地域にも、いずれ規制の緩められる日が来ます。しかし専門家たちは夏に向かって休息しても、秋から冬にかけて二波、三波が来ることは充分あると言っています。そんな予想がハズレるように、私たち庶民の知恵で乗り越えていきたいと思います。

 海外の国々では営業や外出禁止など厳しい法規制の報道を見ますが、自戒のお願いで罰則の無い我が国においては、ネイル従事者はもとより、国民の「我慢の協力」を得て、拡大が抑えられています。
 このままで収束を見ることが出来れば、どの国も出来得なかったこととして「賢い国民」との世界での評価を得ることになるでしょう。新型コロナウイルスの治療薬、PCR検査の拡大、抗体検査、抗原検査など、遅きにあらずも明るい報道も多くなって来ました。

 「今、出来ないことを考える」のではなく「今、出来ることをする」。
 今ひと度のご苦労が強いられますが、希望を持って、力を合わせ、この困難を一緒に乗り越えて、明るい未来を呼び戻しましょう。

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2020年4月9日

ネイルサロン経営者、ネイルサロン従事者の皆様へ

行動自粛のお願い

NPO法人日本ネイリスト協会
理事長 仲宗根幸子

  平素より当協会の活動及びネイル産業の健全な発展のためにご協力とご理解をいただき厚く御礼を申し上げます。

  皆様もご存じの通り、4月7日、政府より「緊急事態宣言」が7都府県(東京、埼玉、千 葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡)に向けて発令されました。人と人との接触を避ける、行動の変化を求める主旨の緊急要請です。緊急事態の発令により、今でも苦難を強いられているネイルサロン経営者、ネイリストの皆さんには、より以上の苦悩が続くことになります。それ はネイル産業に従事する全員の苦悩でもあります。

  しかし、ネイリストの接客、対面の仕事にとって人と人との接触は避けられないものであ り、皆様におかれましては、より一層の衛生措置を行うなど努力していらっしゃると思いま すが、今、ネイルサロンではキャンセルが続き、予約も減少している状態になっています。

  この状況から一日も早く、安全で安心な、お客様に信頼されるネイルサロンの姿を取り戻すためにも、ネイルサロン、ネイリストさんへ、今しば らく、行動の自粛をお願い申し上げます。

  営業されているサロンさんは、お客様との対話を避け席の間隔を空けるなど、お客様とス タッフの安全を第一に考え、JNA が作った「ガイドライン」も守って衛生措置を徹底し、行政からの要請・指示が出た場合には可能な限りご協力いただき、適切な対応をお願いします。 各サロンのお客様にも、丁寧にご説明をしてご理解をいただきますようお願い申し上げます。

  4月9日発表の東京都内感染者数は過去最高の181名を数えました。これは、3月20日からの花見などの気のゆるみを表すものと言われております。飛沫感染や接触感染を減らすのには、人と接しないようにすること、これを一人一人が自覚することで、2週間後には減少すると専門家たちは言っております。
 私たちの努力でピークアウトさせることが出来るのです。「緊急事態宣言」の一ヶ月間は「命を守る貴重な時間」と考え、ぜひ自粛にご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
 まだ発令されていない7都府県以外の地域であっても、ウイルスは県境や国境などに関係 なく、人の移動と共に拡散されていきます。拡散力、伝染力の強い新型コロナウイルスに勝つためには、日本国民全員の協力が必要です。

  始まりには必ず終わりがあります。一日も早い収束、そして終息を迎えるためにも“大切なお客様を守ることが、自分自身を守り、社会を守ることに繋がります”。ネイルの明るい未来はそこにあると信じて、何とぞ一層のご協力を賜りますよう、切にお願い申し上げます。
 当協会も、国や地方自治体から発せられる方針など最新の情報に従って、業界の皆様にご 案内していく内容を見直していきたいと思っております。

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